
時代の変様とともに移り変わる都市型住宅。実は、ヨーロッパ等を見てみると集合住宅が主流で、戸建て住宅の多様な展開は、日本独自のものだと言えます。
そこで本特集では、まずは住居学の分野で数々の著作がある後藤久氏に世界史的視座から捉えた都市型住宅を考察してもらいます。
次に、近年は設計だけでなく文筆活動にも熱の入る趙海光氏、そして気鋭の若手論客として知られる日埜直彦氏を招いて、現在の日本における戸建て住宅のデザイン潮流を分析してもらいます。もちろん、作例紹介も充実。編集部の独断で戸建て都市型住宅を6テーマに分類、テーマ毎に過去の代表的な例と新作を紹介していきます。
そして特集の最後では、6月号でも特集した竹原義二氏が、狭小住宅の解法を指南してくれます。
都市において戸建て住宅を設計する上でのヒントが随所に散りばめられた特集です。

特集「いまなぜ都市型住宅なのか。」より。テーマの一つ<住むための技術>。代表例として「TH-1」(設計=朝倉則幸)と「阿倍野の家」(設計=すがアトリエ/菅正太郎)を紹介
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