
「100年かかって育った木は、100年使えるモノに」「お椀から建物まで」「子ども一人、ドングリ一粒」を合言葉に、木を使ったあらゆるモノづくりに取り組んできた制作集団オークヴィレッジ。
飛騨高山の広大な敷地は、家具工房、漆工房、材木置場、建築設計本部といったモノづくりの施設だけでなく、ショール−ム・森の博物館やレストランなども備え、いわば<森の一大情報発信基地>となっています。
代表の稲本正氏は、「木の文明」の再構築を目指し、1974年の創設以来工芸村の理念を30数年貫き通してきました。その根底にあるのは、自身の基礎となる物理学からの発想と哲学。巻頭インタビューでは、代表・稲本正氏の原点に迫ります。
そして記事の中心は、オークヴィレッジの建築部門オークヴィレッジ木造建築研究所の住宅11作品です。
日本における木造建築の文化を絶やさずに、現代にも通用する空間をいかに創造していくか──。これは木造建築に携る設計者の誰しもが抱える大きなテーマでしょう。
それに対してオークヴィレッジが導き出したのは<日本における木造のスタンダードの追求>という道筋です。
それが一体どのようなものか。ぜひ本誌でご確認下さい。

特集「制作集団オークヴィレッジの30年」より。オークヴィレッジ木造建築研究所の設計による「これからの家」(写真=齋部功)の紹介誌面。
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