>>TOPへ戻る


 



 住まい塾とは、建築家・高橋修一氏を中心に設計者・施工者・ユーザーが集まり、活動している、家づくり集団。白井晟一の元で修業していた高橋氏が1983年に発足して以来、北海道から屋久島まで、400件以上の家を建ててきました。
 それらはいずれも、金物を使わない伝統工法で組み上げられ、左官壁や無垢板などの自然素材で仕上げられ、完成した瞬間から、まるで昔から存在していたかのように風景に馴染んでいます。
 本特集では、この住まい塾にスポットを当て、「豊かな住まいとは何か」を設計者とユーザーが共有したときから設計が始まる独特な手法とそれを支える思想、そして代表作10軒を紹介します。


特集「住まい塾 高橋修一の目指すもの」より。「ひねもす庵」(設計=住まい塾 高橋修一+佐藤文美・鈴木俊文 写真=栗原宏光)の紹介誌面。

 


 今年の3月にこの世を去った小井田康和さんは、多摩美術大学の絵画科を卒業した後に建築の道を志し、これまで多くの住宅を設計し続けました。
 生活者としての眼差しを常に忘れなかった小井田さんの住宅は、何気ない日々の暮らしが愛おしく思えてくる、そんな優しさに満ちています。 そんな小井田さんの代表作である自邸と、近作2題を取り上げると共に、小井田さんをよく知る人々の惜しむ声を収めました。
 小井田さんがつくりあげた住宅の魅力が、ごく一部でも誌面から伝われば幸いです。



   



 


 


2006年10月号 目次

「住まい塾」 表示に関するお詫びと補足

編集言 社会〈運動体〉としての住まいづくり
 ……平良敬一

特集 住まい塾
   高橋修一の目指すもの

八ヶ岳山房
 装飾を廃した住まい塾の原点

住まい塾代表 高橋修一に聴く
豊かな生活を得るための住まいづくり
――身体性と精神性を備えた住まい
 ……聞き手:趙海光、平良敬一

対談 よりよい暮らしを求めて重なり合うものづくり
 ……松岡信夫(ロートアイアン作家)× 高橋修一

住まい塾から生まれた舎―9題
草加の舎
 旗竿敷地に広がる複雑な空間

生駒の舎
 伝統的な懸崖づくりの端正な住まい

高槻の舎
 大屋根と曲面壁がつくる静かな空間

那須の舎
 古材を使ったおおらかな空間

北鎌倉の舎
 古民家を改修した質の高い空間

ひねもす庵
 土のかまくらのような空間を持つギャラリー

ひもの和助&gallery OKUWA
 ギャラリーを併設した無添加干物店

原村の舎
 広々とした敷地に建つゲストルームを備えた閑静な住まい

小淵沢の舎
 緩やかな斜面の林の中に建つ伸びやかな住まい

住まい塾の歩み

特別記事 追悼・小井田康和さん
 ……吉原正・深沢俊一・輿水進・平良敬一
   ・小井田玖美子
私の家
和田さんの家
南雲さんの家

連載
時を超えて生きる 第10回
 ヴォーリズ住宅を楽しむ店舗空間
 ……文=石田潤一郎
建築家の林産地めぐり 第4回
 岩手県・松と粟
 ……三澤康彦
町場技術〈部位別〉探検隊 最終回
 耐震・免震・制振
 ……家づくりの会

書評
イベント・ニュース
プロフィール
次号予告
バックナンバー



   


>>TOPへ戻る