2007年1月号は32頁増の新年特別増大号です。
建築家としての活躍はもちろん、近年は東京大学大学院の土木系の教授として、土木の側からも建築を見つめている内藤廣。
建築の拠り所を時間、風景、場所といったものに求めると同時に、現在の建築がもつ危うさに警鐘を鳴らしています。
その内藤が求める建築の在り方とは何か。
内藤の論文、それに対する建築家・林昌二のコメント、作家・松山巖や建築家・益子義弘を交えての座談会、そして作例紹介という盛り沢山の内容を通して、21世紀の建築のあるべき姿を提唱します。
作例としては、住宅14件に加え、瓦を積極的に用いた意欲作・島根県芸術文化センターを掲載。
特に島根県芸術文化センターと住宅4軒を、60、 70年代に異色の建築写真家として活躍し、現在淡路瓦師として活躍する山田脩二が撮り下ろしました。
この写真については、1月20日(土)まで、東京の南洋堂書店4階にて、展覧会が開かれます。
1月19日(金)にはシンポジウムも予定しております。
ぜひ、ご参加ください。

山田脩二×内藤廣 写真×建築 展
会期:2007年1月20日(土)まで 11時〜19時(日祝休)
シンポジウム 内藤廣の風景論へ
パネリスト:内藤廣、山田脩二、林昌二 司会/平良敬一
日時:2007年1月19日(金) 18時半〜20時半

特集「内藤廣のグラウンドスケープ――時間を胚胎する住まい」より。詳細図集も充実。
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内藤廣(ないとう・ひろし)略歴
1950年神奈川県生まれ。1974年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1974〜76年同大学大学院にて吉阪隆正に師事、修士課程修了。1976〜78年フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所勤務(マドリッド/スペイン)。1979〜81年菊竹清訓建築設計事務所勤務。1981年内藤廣建築設計事務所設立。2001〜02年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授。2003年〜同大学大学院教授。
主な受賞は「海の博物館」にて芸術選奨文部大臣新人賞、日本建築学会賞、第18回吉田五十八賞(93年)。「牧野富太郎記念館」にて、第13回村野藤吾賞、IAA国際トリエンナーレ グランプリ、第42回毎日芸術賞(00年)、第42回BCS賞(01年)。「ちひろ美術館・東京」にて、第45回BCS賞(04年)
第4回織部賞(03年)。
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