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『住宅建築』4月号は、建築家・永田昌民さんの総力特集です。


音楽の世界では、ファンのみならず同業者からも絶大な支持を得ている音楽家を、ミュージシャンズミュージシャンと呼びます。
建築の世界でそのような存在を探すとしたら間違いなく挙げられるのが、この人、永田昌民さんでしょう。
取り立てて変わったことがないように見せながら、実は隅々にまで目の行き届いた、まさに「気持ちのいい空間」。あまりにさりげないので、何が起こっているのか分からず、不思議な感覚にとらわれるほどです。
そんな、住まい手、建築関係者の両方から支持される永田デザインの秘密を解き明かすべく、事例紹介とともに、建築家の堀部安嗣さん、八島正年さん、八島夕子さんにご登場願って、永田さんのデザイン思想とその技術を聞き出してもらいました。
もちろん詳細図集も充実。完全保存版といえるでしょう。


特集「永田昌民のデザイン思想 手法の中核に庭がある」より。「富浦の家」(設計=永田昌民/N設計室 写真=岩為)。
 

永田昌民(ながた・まさひと)略歴
1941年大阪府生まれ。1967年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1968年東京芸術大学美術研究科 修士課程修了(吉村順三研究室)。1969〜73年東京芸術大学美術学部建築科 奥村昭雄研究室にて、愛知芸大キャンパス計画に参加。1976年益子義弘とM&N設計室を設立。1984年N設計室に改称。


   



 


 


2007年4月号 目次

特集 永田昌民のデザイン思想
手法の中核に庭がある

鼎談
  ……永田昌民×堀部安嗣×平良敬一

熱海の家1――1969年
 風景に馴染むように建てた、38年前の処女作

狛江の家1――1977年
 30年の時を経た白いコートハウス

白金台の家1――1990年
 抽象的なボキャブラリーをもつRC造の住まい

豊中の家――1996年
 既存の庭を囲う住まい

帯広の家――1998年
 1500坪の敷地に建つ小屋のような住まい

西宮の家――1999年
 東西に開く二世代住宅

所沢の家――1999年
 街に向かって広がる、屋上菜園をもつ住まい

富浦の家――2001年
 海をのぞむ、シンプルなアトリエ兼住居

六甲の家――2004年
 高低差 7m の傾斜地に建つ、緑溢れる住まい

広島の家――2004年
 二つの庭により立体的に繋がれた住まい

新座の家――2005年
 グランドピアノのある小さな住まい

市川の家――2006年
 変形敷地に建つ住まい

詳細図集

インタビュー
小住宅の醍醐味――近作訪問から見えてくる手法とは
 ……八島正年+八島夕子×永田昌民

N設計室の仕事 1999〜2006 平面図集


連載
アジアの集落――その暮らしと空間 第2回
ラオス・ソピー・カオ村 アカ族
 ……写真・栗原宏光
   文・福山愛、松田直子(芝浦工業大学 畑聰一研究室)

建築家の林産地巡り 第5回
静岡・天龍林業
 ……三澤康彦

新田園都市実験 第5回
 ……齊木崇人


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