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『住宅建築』7月号は、難波和彦の特集と特別記事を軸に、盛り沢山の内容でお届けします。


シンプルなデザインとコストパフォーマンスの高さを兼ね備えた「箱の家」シリーズで知られる難波和彦の多岐にわたる近作を一挙に紹介。「箱の家」の最新作はもちろん、サスティナブルという共通の思想に基づいた住宅以外の建築も要注目です。
今回は、それだけではありません。
本当に「箱の家」が高性能な箱なのか、温熱環境から電気の使用量まで、あらゆるデータの実測調査結果を報告。
「箱の家」のみならず、あらゆる住宅建築の省エネ対策には格好の資料です。
そして、小泉雅生、アトリエ・ワンという人気建築家との対談を通して、サスティナブルデザインが建築のメインテーマになり得るかという、誰しもが抱える疑問に答えます。
特集のプロローグとして、対談に登場した二組の建築家の自邸も紹介していますので、是非ご覧ください。



本誌の本年1月号の「特集/内藤廣の風景論(グラウンドスケープ)へ」に込められた痛烈なメッセージへの反響を紹介する2本立て。
特別記事は、11人の錚々たる建築家・建築史家によるコメントを紹介。
シンポジウムは、内藤廣に、建築家の林昌二、写真家と瓦師の顔を併せ持つ山田脩二、本誌の編集代表・平良敬一を加えた熱い議論を誌上で再現。
前半の特集と同様、現代の日本において、建築の立場から何ができるのか、大変、示唆に富んだ内容になっています。



特集「難波和彦はどこへ向かうか」より。
 

難波和彦(なんば・かずひこ)略歴
1947年大阪府生まれ。1969年東京大学建築学科卒業、1974年同大学院博士課程修了。1977年一級建築士事務所 界工作舎設立。1996年一級建築士事務所 難波和彦+界工作舎 代表取締役。東京大学建築学科、早稲田大学建築学科、東京工業大学建築学科講師、大阪市立大学建築学科教授。2003年〜東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。


   



 


 


2007年7月号 目次

特集
難波和彦はどこへ向かうか

箱の射程:エコハウスの条件
 ……難波和彦

難波和彦+界工作舎/集成材造作例
 箱の家120 大野邸(SE構法)
 箱の家104 逸見邸(集成材+鉄骨造)
 箱の家106 結城邸
 箱の家108 小野塚邸
 箱の家109 金澤邸(SE構法)
 箱の家110 大橋邸
 箱の家111 荒木邸
 箱の家113 鈴木邸
 箱の家114 表邸
 箱の家115 金原邸
 箱の家116 鈴木邸
 箱の家117 池田邸


難波和彦+界工作舎/鉄骨造作例
 箱の家103 後藤邸
 箱の家112 神宮前計画
 箱の家119 臼井部


難波和彦+界工作舎/RC造作例
 箱の家118 松田屋本店(グループホーム)

難波和彦+界工作舎/住宅外作例
 東京消防庁日本堤消防署二天門出張所庁舎(SRC造)
 なおび幼稚園(鉄骨造)
 sobiインフィル(鉄骨によるオフィス・コンバージョン)


難波和彦+界工作舎/計画案作例
 箱の集落2006(鉄骨造集合住宅)
 箱の家107 桑山部(鉄骨+集成材造)
 箱の家121 小野邸(集成材=LVL造)
 箱の家124 佐藤邸(集成材造)


実測報告 エネルギー制御装置としての「箱の家」
 ……東京大学大学院工学系研究科建築学専攻環境系研究室
1 エコハウスの条件
2 箱の家の空気・熱環境的特徴
3 調査対象の箱の家デ−タ
4 冷暖房消費エネルギー量
5 閉じる技術:断熱・気密・日射遮蔽
6 設備:換気・暖冷房時の温度むら
7 開ける技術:日射利用
8 開ける技術:通風利用
9 ヒートポンプによる設備の省エネルギー化
10 エコハウスをめざして

報告 実験住宅アルミエコハウス解体実験
 ……難波和彦

対談 エネルギー制御装置としての住宅デザイン
1 小泉雅生×難波和彦
2 塚本由晴&貝島桃代×難波和彦

作品 エネルギー制御装置としての住宅デザイン
アシタノイエ
 ……小泉雅生/小泉アトリエ+メジロスタジオ
open ended house

ハウス&アトリエ・ワン
 ……塚本由晴+貝島桃代/アトリエ・ワン
24時間建築の実践


特別記事
内藤廣の風景論(グラウンドスケープ)へ
 ……内藤廣×山田脩二×林昌二×平良敬一

内藤廣「場所」と「土地」
 ――二十一世紀の建築に向けてを読む
錦織亮雄、楢村徹、鮎川透、大野秀敏、北山恒、古谷誠章、
手塚貴晴、難波和彦、鈴木博之、岸和郎、塚本由晴


連載
世界の集落めぐり 第7回
サン・シルク・ラポピー:フランス、ロット県
 ……文・写真=太田邦夫
伝統技法を活用した自由な現代木構法 第2回
 ……増田一眞


記事
平成19年東京建築士会<住宅建築賞>報告


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