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『住宅建築』8月号は、京都に設計の場を構える横内敏人さんの近作を特集します。


横内敏人が設計する、それぞれ周辺環境や規模の異なる住宅に共通するのは、洗練されながらも力強い骨格をもつ空間と、外部空間との親密な繋がり。そこには一見、相反するようにも思われる“野生”の思想が見え隠れします。
本特集は、完成度の高い住宅6軒と考え抜かれたディテールを紹介しながら、建築家の内に秘めた熱き思いに迫ります。

8月号では他に、建築家としてまた映画評論家として数々の著作がある渡辺武信と、現代建築に日本建築の光と翳を甦らせる川口通正の近作も紹介します。



特集「横内敏人――住まいに野生のリズムを!」より。「二つ庭の家」(写真=畑 亮)」
 

横内敏人(よこうち・としひと)略歴
1954年山梨県生まれ。1978年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1978〜80年マサチューセッツ工科大学建築学科大学院にて環境心理学修士課程修了。1981〜82年アーキテクチュアル・リソーシズ・ケンブリッジ(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)勤務。1982〜87年前川國男建築設計事務所。1991年〜京都造形芸術大学にて教鞭をとる。1991年横内敏人建築設計事務所設立。現在、京都造形芸術大学環境デザイン学科教授。


   



 


 


2007年8月号 目次

特集
住まいに野生のリズムを!
横内敏人の住宅

対談
失われてしまった野生を呼び起こし、
人が人らしくいられる豊かな建築を
 ……横内敏人×平良敬一

最近作6題

対照的な庭がもたらす豊かな空間
 二つ庭の家

小さな森の家″へのオマージュ
 カキツバタの家

彼方を見渡す混構造の住まい
 丘の上の家

コンサートホールのような一室空間
 シューボックスの家

野趣溢れる中庭をもつコートハウス
 ハウチワカエデの家

次世代型環境共生住宅への取組み
 木津のソーラーハウス

木津のソーラーハウス・詳細図集


渡辺武信の暮らしへの眼差し

座談会
建築は芸術ではなく芸能である
 ……渡辺武信×長谷川堯×平良敬一

渡辺武信の住宅3題
 桂の樹のある家
 花見桟敷のある家
 ウッド・コートのある家


光と翳を求めて
川口通正の住宅2題

日本の光と翳り再考
 ……川口通正
雲の郷(くものさと)
縁(えにし)


連載
アジアの集落――その暮らしと空間 第4回
高地グルン族の暮らし ダンガルゾン村・ネパール
 ……写真・栗原宏光
文・花岡さくら・長谷川智昭・木村仁美
(芝浦工業大学 畑聰一研究室 )

新田園都市実験 第7回
「舞多聞」型の住まいづくり
 ……齊木崇人

伝統技法を活用した自由な現代木構法 第3回
アーチとケーブルの原理と応用
 ……増田一眞


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