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『住宅建築』11月号は、住宅の設計者にとって最も身近な「木造」を特集します。


建築を取り巻く環境がめまぐるしく変わる昨今、マーケットで一番多くの割合をしめる木造住宅の有り様も、混沌としてきました。
さまざまな技術や材料の選択肢があるなかで、何を手がかりに木造住宅を考えていけばいいのでしょう。
本特集では、木造の基本である「構造/工法/意匠のバランス」に立ち返り、「架構」をキーワードに木の家のつくりかたを見直してみます。
町場にある技術と材料を使いながらも、頭を柔らかくして考えてみたら、ぐっと面白くなりました。



特集「架構を考えることで木造が面白くなる」より。「明飛の家」(設計=向山徹建築設計室、写真=市川かおり)
 



特集「架構を考えることで木造が面白くなる」より。「熊野古道沿いの住まい」(設計=三澤康彦/Ms建築設計事務所)
 



   



 


 


2007年11月号 目次

特集 架構を考えることで木造が面白くなる

木造からの問いかけ――アノニマスな技術知のゆくえ
 ……趙海光

25年経った木造スケルトン・インフィル
民家型構法第一作 下石神井の家の改修
 山下祐平、増山敏夫

がらんどうの空間が実現した坪50万円のスタンダード
木造ドミノ
 野沢正光+半田雅俊+相羽建設

流通材と町場の技術でこれまでにない木造をつくる
木質構造の家
 稲山正弘+住吉賢洋

強い屋根に包まれたゆるいワンルーム
生駒の住宅
 阿久津友嗣事務所

小さな居場所を紡ぐ木造スパイラル
明飛の家――織のすまい――
 向山徹建築設計室

伝統構法オーダーの現代的解釈
杉並の家
 前川建築設計事務所+吉川の鯰

木材の段取りから木の家のデザインは始まっている
熊野古道沿いの住まい
 三澤康彦/Ms建築設計事務所

ちりばめた箱から生まれる架構と場1
RSH:3
 岸本和彦/acaa

ちりばめた箱から生まれる架構と場2
湯河原の家
 岸本和彦/acaa

インタビュー:目指すのは粘り強さのある架構
 ……下山 聡

対談:構造と意匠のバランスを考える
 ……田中敏博×浜宇津 正

木造住宅 どこで、いつ、どう学ぶ?
 岐阜県立森林文化アカデミー/京都造形芸術大学通信制大学院/
 RSA・吉田桂二の木造学校 他

会津から築70年の木造校舎がやってきた!
平塚幼稚園園舎にみる移築再生
 相子芳也

特別記事
[神楽坂建築塾フィールドワーク8]
中国・北京郊外に取り残された四合院の集落 川底下村
 写真=大橋富夫
 文=鈴木喜一・大橋富夫・楢村徹・對馬英治・大角雄三

追悼
石井修さんを悼む
師を偲ぶ――暑い夏の日の悲しみ――
 竹原義二

連載
世界の集落めぐり 第9回
ウェルフォード・オン・エイヴォン:イギリス
 ……写真・文=太田邦夫

建築家の林産地巡り 第6回
和歌山県・田辺/紀州材
 ……三澤康彦

伝統技法を活用した自由な現代木構法 第6回
合成フレーム(2)
 ……増田一眞

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